お店によっては、表示価格より値引きしてくれるところがあります。
その値引き率がお店によって大きく違います。1割引きのお店もあれば7割引きのお店もあります。
では、値引き率の大きいお店が安いのでしょうか?そうではありません。見た目だけでお仏壇の価格を判断することは不可能です。
もともと50万円のお仏壇に200万円の値札がついていてもお客様には分かりません。ですから、ご購入される時は必ず材質、加工方法や生産地を確認した上で、価格を比べてみましょう。
お仏壇選びのチェック!
お仏壇の価格設定
材質、加工方法の違い
お仏壇には様々な材質や加工方法があります。そのため、一見同じように見えるお仏壇でも材質や加工方法が大きく違う場合もあり、また大きく価格や耐久性が変わってしまいます。仕上がった製品を見てその材質や加工方法を見分けることは困難です。
ですから、見た目だけで判断なさらずに材質や加工方法の違いを詳しくお尋ねになられることをお薦めします。
詳しくはお仏壇ご購入のチェックポイントをご覧ください。
生産地の違いについて
現在、一般に販売されているお仏壇は年間約30万本で、そのうちの約80%(24万本)が海外で製作され、輸入されています。
海外では低コストで製造できるため、国産品に比べ低価格でお求めいただけるというメリットがあります。
それに対して国産品は伝統技法で製作されるため、コストが掛かり高価ですが、耐久性にすぐれています。
海外製品と国産品、どちらにされるかはお客さまのニーズに合わせてお選びください。
ただし残念ながらお仏壇には生産地表示義務がありません。お店によっては、表示されていない場合があります。
大きく価格が変わりますので、必ずお確かめください。
※お仏壇公正競争規約が施行されました。
近年、消費者センターへお仏壇販売に関する苦情が多数寄せられています。そのほとんどが生産地偽装や品質偽装に関するものです。
そこで消費者庁、公正取引委員会が認可するお仏壇公正取引規約が施行されました。お仏壇公正取引協議会に加盟するお店は規約に基づいて品質や生産地を正しく表示しております。
お仏壇はお仏壇公正取引協議会加盟店でお求め下さい。
お客さまには解りづらい、お仏壇の価格の違い。
お仏壇には品質表示や生産地表示がついていない場合が多く、何を基準に選べばいいのかわかりません。
そこで、お仏壇選びの重要ポイントを3つお話します。