お仏壇の修復リフォーム

お仏壇の修理・修復の内容紹介

大阪府 大東市 O様 御修復

O様 ご修復前写真
-修復前-
O様はご新築に合わせて御修復をご依頼頂きました。正面に4枚、側面に左右1枚ずつ、合計6枚の扉がある、「三方開」の大阪仏壇です。通常のお仏壇よりも大きく扉を開くことができます。

O様 ご修復前後-全体写真
-修復前後-
写真では綺麗に見えますが、60〜70年ほど経っているお仏壇です。全体的にくすみがあり、塗面も艶がなくなった状態です。
また、金具も全体的に茶色く変色しています。
弊社の岸和田工場、輪島工場にて丁寧に修復させて頂きました。
まずはお仏壇を細かく分解し、木地の状態を確認します。
それから研磨作業へ取り掛かります。
表面の古い塗面を丁寧に研磨し、下地、中塗り、上塗りと漆塗りを施し、金箔押し、蒔絵、彩色の工程を経て、組立作業に入ります。
真宗大谷派用に一部仕様変更を加え、また、もともとは施工されていなかった彩色も施しました。
輪島塗、一号縁付金箔押しの完全修復が完成致しました。


O様 ご修復後-納入写真
-修復後-
O様、この度はご修復をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。

大阪府 貝塚市 N様 御修復

お仏壇の修理・修復事例紹介(大阪府内)

貝塚市 N様 お仏壇修復前
-修復前- 
ご新築にあたって、お仏壇の御修復をご依頼頂きました。
台幅117cm 高さ183cmの大型のお仏壇で、傷み具合から70〜80年程お祀り頂いたお仏壇だと思われます。塗りは所々が剥げて、艶もまったくなくなっています。金箔も長年のお祀りによって線香、ロウソクのススで茶色くなっています。金具も真っ黒に変色しています。


貝塚市 N様 お仏壇修復後
-修復後-
完全修復をさせて頂きました。
反ったり、割れたりしている部分の木地を取り替えてから、できるだけ古い塗りを剥がし、下地を施してから天然漆を塗り替えました。金箔も伝統技法で製作された「縁付金箔」を使用して、すべて貼り換えました。欠損していた彫刻を補充して彩色を施し、蒔絵も「手描き蒔絵」にて復元させて頂きました。見違えるように綺麗になり、お客様にも大変お喜び頂けました。
N様 この度は御修復をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。末永く大切にお祀り下さい。

大阪府 泉大津市 H様 御修復

泉大津市 H様 お仏壇修復前
-修復前- 
ご新築されるにあたってお仏壇の御修復をご依頼下さいました。
約50年お祀りのお仏壇です。漆の艶がなくなり、金箔も全体的に茶色く汚れています。所々塗りの剥がれもあります。
完全修復をさせて頂きました。


泉大津市 H様 お仏壇修復後
-修復後-
傷んでいる木地を修復してから、下地を施し研磨します。そして天然漆を塗ります。今回は側面、背中、天板に至るまですべて天然漆を塗り替えさせて頂きました。
金箔は伝統技法で製作された縁付金箔1号色を使用しました。落ち着いた金の輝きは非常に高級感があります。
扉の金具は傷みがひどかったので新調させて頂きました。障子の金具は本金メッキ修復させて頂きました。
阿弥陀如来様の仏像は台座と光背が傷んでいましたので、塗箔修復させて頂いた上に古色仕上げを施しました。
修復しなかったお姿とも違和感のない仕上りになりました。

H様 この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。

大阪府 和泉市 K様 御修復

-修復前-(全体)
大型の姫路仏壇を修復させて頂きました。
非常に繊細で豪華な彫刻が施されており、彫刻師の優れた技術が感じられる素晴らしいお仏壇です。


-修復前-(一部拡大)
70年〜80年経過していると思われるお仏壇で、扉と障子は大きく反ってしまっていて閉めることができない状態でしたので、木地を新しく作り直すことにしました。
障子の金具は傷みがひどく、開閉に支障が出ていたので新調させて頂くことになりました。


-修復後-(全体)
木地修復の後、漆下地にて丁寧に下地を整え、十分に乾燥させてから中塗り、上塗りと時間を掛けて天然漆を塗り上げました。


-修復後-(一部拡大1)
金箔を貼る部分には艶のない天然漆を塗ります。(金箔の輝きを抑える為)充分に乾燥させた後、塗面に生漆を薄く塗り、綿や和紙で拭き上げてから金箔を貼っていきます。拭き上げが均一でないと金箔の艶にムラが生じるので熟練した技術が必要です。
縁付金箔1号色を使って丁寧に金箔を貼り替えました。


-修復後-(一部拡大2)
浄土真宗に伝わる親鸞聖人、蓮如上人の物語が再現された彫刻は、繊細さを損なわないように薄く塗り上げ、隅々まで丁寧に金箔を貼り、日本画用の絵具を使用して、松の葉一本一本まで丁寧に彩色を施しました。
人物の着物も繊細に鮮やかに復元させて頂きました。


-修復後-(一部拡大3)
下段に描かれた花の丸の蒔絵は、できるだけ元の状態に近い蒔絵を復元致しました。サビと呼ばれる漆と砥の粉を混ぜたもので、全体に盛り上げを施し、金粉と色漆を使って花の模様を描きます。修復前に引けを取らない豪華な蒔絵が仕上りました。
K様 この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。

大阪府 泉佐野市 Y様 御修復

泉佐野市 Y様 御修復前のお仏壇
-修復前-
台幅 約100pの大阪仏壇を修復させて頂きました。
写真でもわかるとおり、全体的に黒ずみ、塗りもひどく傷んでいました。完全修復させて頂きました。


泉佐野市 Y様 御修復後のお仏壇
-修復後-
傷んでいる木地を修復し、天然漆を塗り替えました。金箔は伝統技法で製作された縁付金箔1号色を使用し、すべて貼り換えました。
赤みのある落ち着いた金の輝きに仕上りました。お仏像も洗いをかけて綺麗なお姿によみがえりました。

金箔にも製法や純度の違いで、いろいろな品質のものがあります。
御修復をご依頼される場合は金箔の品質についても詳しくお尋ねください。

Y様 この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。

大阪府 大阪市 S様 御修復

大阪市 S様 御修復前のお仏壇
-修復前-
ご新築にあたって、お仏壇の御修復をご依頼頂きました。
お伺いしてお仏壇を拝見させて頂きますと、以前に一度修復をされたと思われるお仏壇でした。
その時の修復方法が良くなかったようで、木地の痛み、塗りの状態、金具の痛み、組立不良など、かなり痛みがひどい状態でした。
その為、通常よりも修復費用が高くなってしまうので、新調も御検討頂いてはどうでしょうか?とご提案させて頂きましたが、ご先祖が大切にされてきたお仏壇なので、できれば修理したいとの施主様のご希望により、修復させて頂くことになりました。


大阪市 S様 御修復後のお仏壇
-修復後-
まずは、傷みのひどい木地の修復に取り掛かりました。分解してみると予想以上にひどい状態でした。以前の修理の時に寄せ集めた部品を使用したせいか、部品の寸法が合っていない部分が多々あり、金具類も寸法違いのものを適当に取り付けたような状態でした。
一つ一つ部品を丁寧に確認し、寸法合わせを行い、使用できない木地や金具はすべて新調させて頂きました。しっかりと木地修復を行った後、堅地とよばれる漆と地の粉を混ぜた下地を施し、丁寧に天然漆を塗り上げました。金箔も最上質の縁付1号金箔を使用し、伝統技法である「漆押し」にて仕上げました。末永くお祀り頂けるようにしっかりと組立させて頂きました。

S様この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。

大阪府 忠岡町 T様 御修復

忠岡町 T様 御修復前のお仏壇
-修復前-
ご新築にあたってお仏壇の御修復をご依頼頂きました。
約60年お祀りの大阪仏壇で、漆塗りは艶がなく、所々剥がれていて金箔も茶色くなり剥がれているところも目立ちます。金具も真っ黒に変色しています。


忠岡町 T様 御修復後のお仏壇
-修復後-
伝統技法にて丁寧に修復させて頂きました。
一部の彫刻を除いて、すべて天然漆刷毛塗りで仕上げさせて頂きました。また、お客様のご希望で、金箔ではなく金粉へと仕様変更させて頂きました。
漆を接着剤として金粉を蒔き付け、充分に乾燥してから摺り漆を施しました。重々しい金の輝きになり、また多少拭いても剥げないので永年綺麗にお祀りすることができます。新築されたモダンな和室へ納品させて頂きました。

T様 この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。

大阪府 和泉市 N様 御修復

和泉市 N様 御修復前のお仏壇
-修復前-
巾120pの大型の彦根仏壇をご修復させて頂きました。
線香、ロウソクのススで全体的に黒ずみ、塗りも所々剥げており金具や彫刻にも痛みが出ていました。


和泉市 N様 御修復後のお仏壇
-修復後-
彦根仏壇の特徴でもある「木目出し塗り」を復元させて頂きました。お仏壇前面に欅の材料を使用し、透き漆を塗って仕上げる技法で美しい欅の木目と透き通った漆の深みのある艶が美しい仕上りです。欠損していた彫刻も補充し、蒔絵も復元させて頂きました。

N様 この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。末永く大切にお祀り下さい。

大阪府 岸和田市 O様 御修復

岸和田市 O様 御修復前のお仏壇
-修復前-
お家をリフォームされるにあたってお仏壇の御修復をご依頼頂きました。
約60年前に製作されたと思われるお仏壇です。漆の艶はなくなり金箔も線香、ロウソクのススで茶色くなっています。
特に上部のランマ彫は汚れが目立ちます。


岸和田市 O様 御修復後のお仏壇
-修復後-
完全修復をさせて頂きました。
木地の痛みは少なかったので、部分的な修復で対応しました。古い塗りを研磨してできるだけ剥がし、下地を補正してから漆を塗り替えました。
金箔は伝統技法で製作される縁付金箔4号色を使用してすべて貼り換えました。彫刻類は金箔を貼り替え部分的に彩色を施しました。
真言宗の三体のお仏像は、洗いを掛けて、不足部品を補充させて頂きました。見違えるように綺麗になりました。

リフォームにあたり、以前より仏間の寸法が小さくなったので、入るかどうか心配でしたが、無事に納めることができました。
ご新築、リフォームの際はお仏間の寸法にご注意ください。

O様 この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。

大阪府 岸和田市 O様 御修復

岸和田市 O様 御修復前の彦根型仏壇
-修復前-
大型の彦根型仏壇を修復させて頂きました。
前面すべて赤い漆塗りで仕上げられた珍しいお仏壇です。
このお仏壇も以前に修復されたようで、表面の赤い漆はその時に塗り替えられたと思われます。
もともと木地が薄かったせいか、扉と障子が大きく反ってしまっています。
障子の腰や引出の中板に描かれた蒔絵も、修復時にそのまま上から漆を塗った為、模様がはっきりとわからない状態です。


岸和田市 O様 御修復後の彦根型仏壇
-修復後-
大きく反っていた扉と障子の木地は厚みを少し厚くして新調しました。その他の部分は古い塗りをできるだけ剥がしてから木地の修復を行い、堅地と呼ばれる下地を施し、平らに研磨してから漆を塗ります。もともと赤い塗りでしたが、お客様とご相談の上、濃いワイン色に仕上げる「タメ塗り」にて仕上げさせて頂くことになりました。
中塗りに赤い漆を塗って乾燥させ、研磨作業を行ってから「透き漆」を塗り重ねます。そうすると上品なワイン色の塗りになります。写真では黒漆に見えますが、年数を経ると赤く透けてきます。経年変化を楽しむことができます。蒔絵も製作当時の図柄を想像しながら、復元させて頂きました。

O様 この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。

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