お仏壇の修復リフォーム

お仏壇の修理・修復の内容紹介

泉大津市 H様 御修復

泉大津市 H様 お仏壇修復前
-修復前- 
ご新築されるにあたってお仏壇の御修復をご依頼下さいました。
約50年お祀りのお仏壇です。漆の艶がなくなり、金箔も全体的に茶色く汚れています。所々塗りの剥がれもあります。
完全修復をさせて頂きました。


泉大津市 H様 お仏壇修復後
-修復後-
傷んでいる木地を修復してから、下地を施し研磨します。そして天然漆を塗ります。今回は側面、背中、天板に至るまですべて天然漆を塗り替えさせて頂きました。
金箔は伝統技法で製作された縁付金箔1号色を使用しました。落ち着いた金の輝きは非常に高級感があります。
扉の金具は傷みがひどかったので新調させて頂きました。障子の金具は本金メッキ修復させて頂きました。
阿弥陀如来様の仏像は台座と光背が傷んでいましたので、塗箔修復させて頂いた上に古色仕上げを施しました。
修復しなかったお姿とも違和感のない仕上りになりました。

H様 この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。

和泉市 K様 御修復

-修復前-(全体)
大型の姫路仏壇を修復させて頂きました。
非常に繊細で豪華な彫刻が施されており、彫刻師の優れた技術が感じられる素晴らしいお仏壇です。


-修復前-(一部拡大)
70年〜80年経過していると思われるお仏壇で、扉と障子は大きく反ってしまっていて閉めることができない状態でしたので、木地を新しく作り直すことにしました。
障子の金具は傷みがひどく、開閉に支障が出ていたので新調させて頂くことになりました。


-修復後-(全体)
木地修復の後、漆下地にて丁寧に下地を整え、十分に乾燥させてから中塗り、上塗りと時間を掛けて天然漆を塗り上げました。


-修復後-(一部拡大1)
金箔を貼る部分には艶のない天然漆を塗ります。(金箔の輝きを抑える為)充分に乾燥させた後、塗面に生漆を薄く塗り、綿や和紙で拭き上げてから金箔を貼っていきます。拭き上げが均一でないと金箔の艶にムラが生じるので熟練した技術が必要です。
縁付金箔1号色を使って丁寧に金箔を貼り替えました。


-修復後-(一部拡大2)
浄土真宗に伝わる親鸞聖人、蓮如上人の物語が再現された彫刻は、繊細さを損なわないように薄く塗り上げ、隅々まで丁寧に金箔を貼り、日本画用の絵具を使用して、松の葉一本一本まで丁寧に彩色を施しました。
人物の着物も繊細に鮮やかに復元させて頂きました。


-修復後-(一部拡大3)
下段に描かれた花の丸の蒔絵は、できるだけ元の状態に近い蒔絵を復元致しました。サビと呼ばれる漆と砥の粉を混ぜたもので、全体に盛り上げを施し、金粉と色漆を使って花の模様を描きます。修復前に引けを取らない豪華な蒔絵が仕上りました。
K様 この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。

泉佐野市 Y様 御修復

泉佐野市 Y様 御修復前のお仏壇
-修復前-
台幅 約100pの大阪仏壇を修復させて頂きました。
写真でもわかるとおり、全体的に黒ずみ、塗りもひどく傷んでいました。完全修復させて頂きました。


泉佐野市 Y様 御修復後のお仏壇
-修復後-
傷んでいる木地を修復し、天然漆を塗り替えました。金箔は伝統技法で製作された縁付金箔1号色を使用し、すべて貼り換えました。
赤みのある落ち着いた金の輝きに仕上りました。お仏像も洗いをかけて綺麗なお姿によみがえりました。

金箔にも製法や純度の違いで、いろいろな品質のものがあります。
御修復をご依頼される場合は金箔の品質についても詳しくお尋ねください。

Y様 この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。

大阪市 S様 御修復

大阪市 S様 御修復前のお仏壇
-修復前-
ご新築にあたって、お仏壇の御修復をご依頼頂きました。
お伺いしてお仏壇を拝見させて頂きますと、以前に一度修復をされたと思われるお仏壇でした。
その時の修復方法が良くなかったようで、木地の痛み、塗りの状態、金具の痛み、組立不良など、かなり痛みがひどい状態でした。
その為、通常よりも修復費用が高くなってしまうので、新調も御検討頂いてはどうでしょうか?とご提案させて頂きましたが、ご先祖が大切にされてきたお仏壇なので、できれば修理したいとの施主様のご希望により、修復させて頂くことになりました。


大阪市 S様 御修復後のお仏壇
-修復後-
まずは、傷みのひどい木地の修復に取り掛かりました。分解してみると予想以上にひどい状態でした。以前の修理の時に寄せ集めた部品を使用したせいか、部品の寸法が合っていない部分が多々あり、金具類も寸法違いのものを適当に取り付けたような状態でした。
一つ一つ部品を丁寧に確認し、寸法合わせを行い、使用できない木地や金具はすべて新調させて頂きました。しっかりと木地修復を行った後、堅地とよばれる漆と地の粉を混ぜた下地を施し、丁寧に天然漆を塗り上げました。金箔も最上質の縁付1号金箔を使用し、伝統技法である「漆押し」にて仕上げました。末永くお祀り頂けるようにしっかりと組立させて頂きました。

S様この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。

忠岡町 T様 御修復

忠岡町 T様 御修復前のお仏壇
-修復前-
ご新築にあたってお仏壇の御修復をご依頼頂きました。
約60年お祀りの大阪仏壇で、漆塗りは艶がなく、所々剥がれていて金箔も茶色くなり剥がれているところも目立ちます。金具も真っ黒に変色しています。


忠岡町 T様 御修復後のお仏壇
-修復後-
伝統技法にて丁寧に修復させて頂きました。
一部の彫刻を除いて、すべて天然漆刷毛塗りで仕上げさせて頂きました。また、お客様のご希望で、金箔ではなく金粉へと仕様変更させて頂きました。
漆を接着剤として金粉を蒔き付け、充分に乾燥してから摺り漆を施しました。重々しい金の輝きになり、また多少拭いても剥げないので永年綺麗にお祀りすることができます。新築されたモダンな和室へ納品させて頂きました。

T様 この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。

和泉市 N様 御修復

和泉市 N様 御修復前のお仏壇
-修復前-
巾120pの大型の彦根仏壇をご修復させて頂きました。
線香、ロウソクのススで全体的に黒ずみ、塗りも所々剥げており金具や彫刻にも痛みが出ていました。


和泉市 N様 御修復後のお仏壇
-修復後-
彦根仏壇の特徴でもある「木目出し塗り」を復元させて頂きました。お仏壇前面に欅の材料を使用し、透き漆を塗って仕上げる技法で美しい欅の木目と透き通った漆の深みのある艶が美しい仕上りです。欠損していた彫刻も補充し、蒔絵も復元させて頂きました。

N様 この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。末永く大切にお祀り下さい。

岸和田市 O様 御修復

岸和田市 O様 御修復前のお仏壇
-修復前-
お家をリフォームされるにあたってお仏壇の御修復をご依頼頂きました。
約60年前に製作されたと思われるお仏壇です。漆の艶はなくなり金箔も線香、ロウソクのススで茶色くなっています。
特に上部のランマ彫は汚れが目立ちます。


岸和田市 O様 御修復後のお仏壇
-修復後-
完全修復をさせて頂きました。
木地の痛みは少なかったので、部分的な修復で対応しました。古い塗りを研磨してできるだけ剥がし、下地を補正してから漆を塗り替えました。
金箔は伝統技法で製作される縁付金箔4号色を使用してすべて貼り換えました。彫刻類は金箔を貼り替え部分的に彩色を施しました。
真言宗の三体のお仏像は、洗いを掛けて、不足部品を補充させて頂きました。見違えるように綺麗になりました。

リフォームにあたり、以前より仏間の寸法が小さくなったので、入るかどうか心配でしたが、無事に納めることができました。
ご新築、リフォームの際はお仏間の寸法にご注意ください。

O様 この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。

岸和田市 O様 御修復

岸和田市 O様 御修復前の彦根型仏壇
-修復前-
大型の彦根型仏壇を修復させて頂きました。
前面すべて赤い漆塗りで仕上げられた珍しいお仏壇です。
このお仏壇も以前に修復されたようで、表面の赤い漆はその時に塗り替えられたと思われます。
もともと木地が薄かったせいか、扉と障子が大きく反ってしまっています。
障子の腰や引出の中板に描かれた蒔絵も、修復時にそのまま上から漆を塗った為、模様がはっきりとわからない状態です。


岸和田市 O様 御修復後の彦根型仏壇
-修復後-
大きく反っていた扉と障子の木地は厚みを少し厚くして新調しました。その他の部分は古い塗りをできるだけ剥がしてから木地の修復を行い、堅地と呼ばれる下地を施し、平らに研磨してから漆を塗ります。もともと赤い塗りでしたが、お客様とご相談の上、濃いワイン色に仕上げる「タメ塗り」にて仕上げさせて頂くことになりました。
中塗りに赤い漆を塗って乾燥させ、研磨作業を行ってから「透き漆」を塗り重ねます。そうすると上品なワイン色の塗りになります。写真では黒漆に見えますが、年数を経ると赤く透けてきます。経年変化を楽しむことができます。蒔絵も製作当時の図柄を想像しながら、復元させて頂きました。

O様 この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きまして誠にありがとうございました。

和泉市 Y様 大阪仏壇 御修復

和泉市 Y様 大阪仏壇 御修復前
ご実家より、新宅へ移すにあたってお仏壇の御修復をご依頼頂きました。
長年のお祀りによって、全体的に煤けており、塗り面も所々剥げてしまっています。彫刻も部分的に欠損しています。完全修復させて頂きました。
和泉市 Y様 大阪仏壇 御修復後
伝統技法にて、御修復させて頂きました。
元々障子と下台の一部は溜塗り(赤い塗り)で仕上げられていましたので、溜塗りを復元させて頂きました。溜塗りは赤い漆を塗った後に、透き漆(色のついてない漆)を塗り重ねて仕上げます。仕上がった直後はワイン色をしていますが、年数が経つにつれ、透き漆の透明度が増し、赤く変化します。
元々は東本願寺派用のお仏壇でございましたが、現在お参り頂いているお寺様が西本願寺派のお寺様とのことで、一部西本願寺仕様へ変更させて頂きました。(宮殿柱を黒塗りから金柱へ)欠損していた彫刻も復元させて頂きました。

Y様、この度はお仏壇の御修復をご依頼賜りまして本当にありがとうございました。末永く大切にお祀り下さい。

高石市 U様 大阪仏壇総修理

高石市 U様 大阪仏壇総修理前 
大型の西本願寺派用の大阪仏壇です。
お扉のや、お仏壇の内部の金箔は剥がれ、欄間の彫刻や金具は真っ黒になっています。塗りも部分的に剥げたり、全体的に曇っています。
高石市 U様 大阪仏壇総修理後
完全修復をさせて頂きました。
元々しっかりとした木地で、彫刻も非常に細かく、昔の職人さんの優れた技術が感じられるお仏壇です。その優れた品質を損なわないように、伝統技法でしっかりと修復させて頂きました。
現在、一般的な修復では、下地は科学塗料吹き付け、塗りは合成漆です。漆の表示が有っても天然漆を使用しているのは前面だけで、その他はすべて合成漆です。
不良木地を修復し、堅地(漆下地)、総天然漆塗りで修復させて頂きました。前面だけでなく、内部、側面、背中、天井に至るまですべて天然漆を使用して修復しました。金箔部分はお客様のご希望で純金粉摺り漆仕上げへ変更させて頂きました。繊細な彫刻には、総彩色を施しました。

U様、この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きまして本当にありがとうございました。

堺市 Y様 四尺壇 総修理

堺市 Y様 四尺壇 総修理前 
台幅約130cm、総高さ200cmの大型仏壇を修復させて頂きました。
既存のお仏壇には、部分的に梨地塗りと白檀塗りが施されていました。
梨地塗りとは上塗りを施した上に錫粉を蒔きつけ、さらに色の付いていない透き漆を何層にも塗り重ねて仕上げる伝統技法で、非常に手間が掛かり、現在ではよほどの最高級品にしか使用されない技法です。(市販されているお仏壇に施されているのは合成漆を使用した、代用梨地塗りです。)また、白檀塗りとは金箔を張った上に漆を塗って仕上げる技法です。
堺市 Y様 四尺壇 総修理後 
不良木地を修復し、堅地(漆下地)、総天然漆塗りにて仕上げました。内部、欄間枠、障子に、最高級伝統技法、梨地塗りを施しました。金箔は昔ながらの伝統技法で製作された縁付金箔を使用して修復しました。約5ヶ月かけて完成しました。

Y様、この度はお仏壇の修復をご依頼頂きまして本当にありがとうございました。

泉大津市 K様 大阪仏壇総修理

泉大津市 K様 大阪仏壇総修理前
約100年お祀りの大阪仏壇の修復をさせて頂きました。

欄間は彫刻ではなく、ワラビ型の欄間が入っています。昔の大阪仏壇には彫刻とワラビ型の二つの欄間が付属していて、普段用と行事用に使い分けをしていました。

泉大津市 K様 大阪仏壇総修理後
不良木地を修復し、堅地(漆下地)を施し、総天然漆塗りで仕上げました。以前は金箔仕上げでしたが、純金粉摺り漆仕上げに変更させて頂きました。お仏壇の内部と障子の腰板には輪島塗の螺鈿入り研ぎ出し蒔絵を施しました。また、腰板の裏側にご家紋をお入れさせて頂きました。

K様、この度はお仏壇の御修復をご依頼賜りまして本当にありがとうございました。

和泉市 K様 大阪型仏壇総修復

和泉市 K様 大阪型仏壇総修復前
-お仏壇御修復前- 
漆は艶がなくなってしまっていますし、金箔も全体的にくすんで、所々剥げて黒くなっています。金具も変色しています。

3種類のお見積りをご提案させて頂きましたが、現状復元の内容でご依頼賜りました。
和泉市 K様 大阪型仏壇総修復後
-お仏壇御修復後-
天然漆を塗り替え、金箔は縁付金箔を押し替えました。金具は上品な消メッキで仕上げました。蒔絵も復元致しました。

金箔について、
近年、一般的な御修理には安価な大量生産の断ち切り金箔や、中国製の金箔が多く使用されていますが、伝統技法で製作される縁付金箔に比べ変色する可能性が高いです。また、金箔を貼る為の接着剤にも科学塗料が使用されていますが、伝統技法では天然漆を接着剤として金箔を貼ります。御修理をご依頼される場合には金箔の種類や貼り方についても詳しくお尋ね下さい。

K様、この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きましてありがとうございました。末永く大切にお祀り下さい。

岸和田市 T様 大阪仏壇総修理

岸和田市 T様 大阪仏壇総修理前
-お仏壇御修復前-
大阪仏壇では珍しい三方開(扉が6枚ある)のお仏壇を修復させて頂きました。長年の線香、ローソクのすすで全体的にくすんでしまっています。また、棚は傾き、彫刻も欠損しています。金具も真っ黒に変色しています。

総修復をさせて頂きました。

岸和田市 T様 大阪仏壇総修理後
-お仏壇御修復後-
極上修復をさせて頂きました。
一般的なお仏壇は天然漆を刷毛で塗って仕上げるのですが、どうしても刷毛の波うちが多少残ってしまいます。そこで極上品には蝋色仕上げという研磨作業を施します。天然漆を刷毛塗りしてから充分な乾燥期間を取ります。そして炭を使って塗り面を研磨し平らにしていきます。最後に天然漆を摺り込んで乾かし、研磨剤を手のひらにつけて磨きます。非常に手間と時間の掛かる作業ですが、塗り面が鏡のようになります。
岸和田市 T様 大阪仏壇総修理後部分拡大
純金粉摺り漆仕上げを施しました。漆を摺り込むことで非常に耐久性が良くなります。また、重々しい金の輝きは非常に高級感があります。
傾いていた棚や欠損していた彫刻類も元通りに修復しました。

彫刻には総彩色を施しました。絵の具を何層にも塗り重ねて仕上げる「ぼかし彩色」の技法を用いました。上品な仕上がりです。

T様、この度はお仏壇の御修復をご依頼頂きまして本当に有難うございました。

岸和田市 I 様 大阪仏壇総修復

岸和田市 I 様 大阪仏壇総修復前
-お仏壇御修復前-
修復前のお仏壇の状態は、塗りは所々剥がれて、金箔も剥げたり、茶色くくすんでしまっています。全体的にゆがみも生じています。
大きな阿弥陀様も台座がローソクの火で焦げていました。

お仏壇の完全修復と御仏像の現状維持修復をご提案させていただきました。

岸和田市 I 様 大阪仏壇総修復後
-お仏壇御修復後-
まず、お仏壇をバラバラに解体して、木地の痛みをチェックします。お仏壇本体もローソクの火で焦げている箇所がありました。(ほんと火事にならなくて良かったです。)痛みが大きく使えない木地は部分的に新しい木地に取替えました。
痛んでいる塗りは研磨して剥がし、漆下地を使って下地を補正してから、天然漆を塗り替えました。
金の部分は、お客様のご要望で金粉仕上げに変更させていただきました。漆を接着剤として純金粉を蒔きつけ、充分乾燥させてからさらに漆を摺り込んで仕上げました。上品な金色に仕上がりました。また漆を摺り込んでるので多少拭いても剥げません。

ご本尊様も痛んでいる箇所を部分的に修復し、古色仕上げを施しました。

約4ヶ月の修復期間を経て、無事に御納品させて頂きました。
I様、本当にありがとうございました。 

仏像修復

浄土宗の善導大師様と法然上人様の仏像を修復させて頂きました。

仏像修復前


-仏像御修復前-
以前に一度御修理をされているようですが・・・・・ペンキが塗ってあるような状態です。
あまり見かけないピンク色のお顔をなさってます・・・。
塗りをすべて剥がし、木地の修復から取り掛かりました。

仏像修復後


-仏像御修復後-
塗りをすべて剥がし、木地を修復してから極彩色を施しました。
台座も漆を塗り替えて金箔を押し替えました。
見違えるようなお姿になりました。


塗りについて

漆塗りについてお話します。お客様は金仏壇というと漆塗りで金箔を貼ったお仏壇と思われると思いますが、実際に本当の漆を使用しているお仏壇は極わずかしかありません。ほとんどのお仏壇はカシュウやウレタンなどの合成漆で仕上げられています。合成漆はコンプレッサーで拭きつけ塗装ができますので、難しい技術も必要なく短期間で仕上げることができます。それに比べて天然漆は一定の湿度と温度に保たれた場所でしか乾きません。また刷毛を使って手塗りしますので、長年の経験と高度な技術が必要です。合成漆が数時間で乾くのに対して、天然漆は3日〜5日ほど乾燥期間が必要です。
漆塗り-1
塗り面に埃が付かないように、刷毛や部屋の清掃に時間を掛けます。また、漆がこんもりと綺麗に仕上がるように、その日の天気や湿度にあわせて漆を調合したり、ムロの温度と湿度を調整しています。
(弊社輪島工場の塗師は休日でも必ず一回は工場に来て、湿度、温度の調整をしてくれています。それほど手間と時間を掛けて仕上げています。)

漆塗り-2


この写真は塗りの見本です。
写真ではほとんど見分けは付きませんね。
左が天然漆刷毛塗り、右が合成漆吹き付け塗りです。合成漆の色は真っ黒で、吹き付けをするので綺麗に仕上がります。天然漆刷毛塗りは漆黒(少し白っぽく曇っています。)で、刷毛で塗るためところどころに多少の波うちが残ります。

現在、市販されているお仏壇の90%以上は合成漆のお仏壇です。御修理の場合も同じです。昔の伝統技法で仕上げられたいいお仏壇が、合成漆で御修理されている場合をよく見ます。ご先祖様から受け継いでこられた大切なお仏壇です。修復内容を充分にご理解頂いた上で御修復をご依頼下さい。

金箔について

金箔とは純金に微量の銀と胴を混ぜて、10000分の数ミリの薄さまで引き伸ばし、一辺を3寸6分や4寸2分の正方形に切って仕上げたものです。国内では石川県の金沢で生産される金箔が有名です。

金箔にも色々な種類があり、製法、純度によって品質が変わります。昔ながらの製法で仕上げられた、「縁付金箔」と大量生産される「断ち切り金箔」があります。断ち切り金箔は縁付金箔に比べて安価ですが、変色し易いと言われています。縁付金箔は手間隙かけて仕込んだ箔打ち紙を使用して丁寧に仕上げられた伝統工芸品です。お仏壇に使用される金箔は通常4号色(純度約94.4%)の金箔を使用していますが、高級品には1号色や2号色(純度約96%以上)の金箔を使用する場合もあります。純度が高いほど、金の色が赤く見えます。

また、金箔を貼るための接着剤として、箔押し用の接着剤を使用する場合と、天然漆を使用する場合があります。当然天然漆を使用する方が耐久性があります。

断ち切り金箔-縁付金箔

この写真は、御修理のお見積り時にお客様にご覧頂くサンプルの写真です。写真では見分けはつかないと思います。右が断ち切り金箔、左が縁付金箔です。断ち切り金箔は真ん中から放射線状に花が咲いたようなシワがあるのが特徴です。縁付金箔は縦横に細かい線が見えます。よく見ると違いが分かります。
金箔と金粉仕上げのサンプル

この写真は金箔と金粉仕上げのサンプルの写真です。金粉仕上げとは金箔を貼る代わりに、純金粉を蒔いて仕上げる技法です。落ち着いた金色になるのが特徴ですが、金の量がたくさん必要になるので金箔仕上げに比べると高価です。
左が縁付金箔、真ん中が純金粉直蒔き仕上げ、右が純金粉摺り漆仕上げです。純金粉摺り漆仕上げは純金粉直蒔き仕上げの上にさらに漆を摺り込んで仕上げます。少し色が茶色くなり、より一層重々しい金の色になります。漆の皮膜があるので簡単な拭き掃除ができます。


金粉仕上げには、金色塗料の上に極微量の金粉を蒔いて仕上げたものや、金箔を貼った上から薄く金粉を蒔く「ぬぐい仕上げ」、漆の上に直接金粉を蒔く「直蒔き」仕上げがあります。「直蒔き」は金の量をたくさん必要とするので高価ですが、耐久性に優れています。


※近年、金相場の高騰により安価な中国製の金箔を使用したり、金色塗料を使用したお仏壇が増加しています。特に金粉仕上げと金色塗料仕上げのお仏壇は見分けがつきにくいのでご注意下さい。
仏壇修理・仏壇修復・仏壇洗い・仏壇クリーニング・仏壇の引っ越しなら(大阪)【仏壇のシメノ】にお任せください。

シメノでは自社直営の「大阪府岸和田工場」と「輪島工場」にて輪島塗の伝統技法で一つ一つ丁寧に仏壇を修復させて頂きます。高度な技術を持った熟練の職人により、昔ながらの伝統技法で丁寧に仏壇を修理致します。お仏壇のお修理はシメノにおまかせ下さい。

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