仏壇のシメノでは、ご寺院様仏具の製作・御修復をさせていただいております。
ご寺院様仏具においてもお仏壇と同様に色々な仕上げ方法があり、また、近年では海外製の仏具も多数輸入されております。
どうぞ下記の内容をご参考に慎重にご検討ください。
ご予算に応じて、ご提案させていただきます。
塗りを施す前の重要な作業です。
下記の違いで価格、耐久性が変わります。
-サーフェーサー下地-
ポリエステル系の吹き付け下地
(現在ほとんどの仏具はこの下地です)
-砥の粉、胡粉下地-
伝統技法
砥石の粉、貝がらの粉を膠と混ぜてハケやヘラで丹念に施す。
-堅地-
最上品にのみ施される伝統技法
砥の粉や地の粉を漆と混ぜてヘラを使ってつける。
■塗り
塗りにも色々な工法がありますが、見分けがつかないのでご注意ください。
-合成うるし吹き付け塗り-
カシュウやウレタンなどの科学塗料をコンプレッサーで吹き付けます。
-合成天然漆吹き付け塗り-
天然漆は粘りが有るため吹き付けできません。そこで合成うるしに微量の天然漆を混ぜて吹き付ける技法です。
-天然漆刷毛塗り-
昔ながらの伝統技法です。天然精製漆をハケで塗ります。多少のハケのあと(なみうち)がでますが、非常に耐久性に優れています。
-天然漆蝋色研ぎ出し仕上げ-
天然漆刷毛塗りのあと、炭を使って塗面を研磨し、最後に手のひらで磨き上げます。塗面が鏡のようになります。
■金箔
金箔は大きく分けて2種類の製造方法があります。
大量生産・・・・断ち切り金箔
伝統技法・・・・縁付き金箔
下記の表のように純度の違いで8種類の金箔があります。(純度の高い金箔の方が色が赤い)
例えば、断ち切り金箔一号色もあれば、縁付き金箔一号色もあります。
価格が大きく変わります。当然、縁付き金箔のほうが高価ですが、高品質です。
また、金箔を押す(貼る)為の接着剤として・・・
天然漆で金箔を押す伝統技法と、箔押液(科学塗料)で金箔を押す方法があります。
当然天然漆で押す方が高価ですが、非常に耐久性に優れています。
仏壇修理・仏壇修復・仏壇洗い・仏壇クリーニング・仏壇の引っ越しなら(大阪)【仏壇のシメノ】にお任せください。
シメノでは自社直営の「大阪府岸和田工場」と「輪島工場」にて輪島塗の伝統技法で一つ一つ丁寧に仏壇を修復させて頂きます。高度な技術を持った熟練の職人により、昔ながらの伝統技法で丁寧に仏壇を修理致します。お仏壇のお修理はシメノにおまかせ下さい。
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